慣らし保育のこと

4月1日より、奥さんが職場復帰して、子どもの保育園への送り迎えが始まりました。
初日は入園式のみ。
4日は昼まで。
ここでゆうちゃんが頑張って昼ごはんまで食べてくれたので、翌5日はいきなり15時まで。
そうして順調にきて、今日はついに18時まででした。
年度当初、様々なことが動き出すので、生徒が次から次へと押し寄せてきます。
学校にいる時間は、ほぼ部活と行事の関係の対話と雑務で一週間が過ぎてしまいました。
ゆうちゃんが頑張ってくれたおかげで、生徒ともしっかり時間をとって対話ができました。
感謝です。


初日は手を振って「とうちゃん」と別れてくれましたが、3日からは号泣するようになりました。
「自分は親に見捨てられた・・・」と思っているのかもしれないと思い、胸は苦しくなります。
奥さんは、「あの光景を見て仕事に行けなくなってしまうお母さんもいるらしい」と言っていましたが、気持ちはわかります。
今日は、外に出るための上着を着ることも拒絶し、自転車に乗ることもかなり抵抗していました。
子どもはすごいです。
1歳でも、とってもよくわかっています。


保育園では、初日だけ昼ごはんの時に横につかせてもらいました。
普段は上手にスプーンを使えず、すくうところまで手伝ってあげて、それから自分で口に運んでいました。
でも、保育園では、同い年の子がスプーンで上手に食べています。
それを見て、見よう見まねで挑戦し、そして、とうとう全て自力で食べきりました。
「とうちゃん」はとてつもなく驚きました。
園長先生は「子どもたちの集団の中で学び合うことを大切にしたい」という方針をお持ちです。
まさにそれを目の前で見せつけられました。
保育園の価値は、「同世代の子が同じ時間と空間を共有している」ことです。
子どもはすごいです。
そして、高校も同じだろうと思います。


家では、いつもよりも「甘えん坊」です。
いつもは自分で登りたがる階段も抱っこを要求してきますし、寝る直前まで絵本を読んで欲しいとせがみます。
でも、そうして対応していると、満足したらあとはコロッと寝るのだと奥さんは言っています。
保育園に入る前は、布団でしばらくゴロゴロしていたのに。
1日寂しさに耐えて、家では思いっきり甘えたいのだと思います。
だから、思いっきり甘えさせてあげればいいのだと思っています。


ゆうちゃんは頑張ってくれました。
来週からの授業やその他の仕事も、勤務時間は少なくとも使えそうな目処が立ちました。
本当に感謝です。


子育ては、色々な学びを得られる大きなチャンスだと思います。
ゆうちゃんが、保育園に入った後で甘えん坊になったのはなぜか。
そして、それは「悪い」ことなのか。
一部分だけを切り取って判断することは決してできないはずです。
マスメディアに触れるときに注意しなければならないことですし、生徒を見るときにも意識する必要があることだと、あらためて感じました。
その人が、その時におかれた状況でもつ「生き辛さ」の正体は何なのか。
「ゆうちゃん」は「とうちゃん」に色々なことを考えるヒントをくれます。
今、この時を大切に、色々なものをしっかりと「見る」ことができるように過ごしたいと思います。