シリーズ医療革命「新アレルギー治療」

シリーズ医療革命「新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞~」

メモ


●アレルギー体質に関連する遺伝子を探索したがうまく見つからなかった。
●アレルギーがほとんど見られないアーミッシュの人々を調べると、制御性T細胞(以下、Tレグ)が増えていることがわかった。
→環境要因も大きそう。
●アーミッシュは自給自足。小さいころから家畜などとともにあり、空気中から様々な細菌を取り込むことでTレグが増えていると推測された。
●都会暮らしの人でも田舎に移住し、家畜と触れ合う生活を始めると花粉症が改善。
→大人でも改善の可能性あり。しかし、短期間の田舎暮らしではダメ。
●ピーナッツアレルギーは、幼児期にピーナッツを避けるのではなく、むしろ積極的に摂取したほうが予防効果が高い(2000年頃のアレルギー学会の指針と逆)。
●湿疹等で皮膚のバリアが機能していないと、免疫細胞が皮膚直下に集まる。そこに異物が侵入すると、「攻撃細胞」が増殖。
→アレルギーの発想につながる。
●「食物→腸からの吸収」はTレグを増やす方向に。「皮膚からの侵入」は攻撃細胞を増やす方向に。この両者のバランスによってアレルギーを発症するかどうかが決まる。
●花粉症を引き起こす成分のうち、激しいアレルギーを引き起こす部分を取り除いた成分を組み込んだ米を毎日食べるという治療法。2か月でもかなりの人に効果あり。
●直接、成分をリンパ節に注射する方法もあり。3度の注射で数年後も芝アレルギーに改善がみられる例あり。


参考URL
変わるアレルギー、「腸内フローラ」「Tレグ(制御性T細胞)」「舌下免疫療法」「特異的経口耐性誘導(SOTI)」の威力