安全と信頼はアクティブラーニングのインフラ

アクティブ・ラーニング入門


アクティブラーニングについての記事です。
いくつか気になった点をまとめておきます。


●アクティブラーニング導入の意図
アメリカ:放任→主体的な学び
日本:過干渉→主体的な学び


この記事しか情報源がありませんが、アメリカで放任からの脱却でアクティブラーニングになってきたとしたら面白いです。
『学び合い』は放任ではない、ということとリンクすると思います。


●アクティブラーニングをするための条件①十分な知識や情報

だから、「講義が必要」という論の展開ですが、情報だけであれば教科書でも十分なので、あえて講義をする必要性という点では弱いように思います。
このへんを論じている研究はあるのでしょうか。


●アクティブラーニングをするための条件②安全と信頼

「安全と信頼は、アクティブラーニングのためのインフラ」という表現、納得です。
今年度意識していた「安心して学べる場」という部分とつながります。
これをベースに内発的な動機付けがあれば、もはや形だけの「アクティブラーニング」にこだわる必要はないと思います。


記事より引用

"アメリカの大学教育では、放任からの転換という動きの中でアクティブラーニングが求められてきました。しかし、日本の小・中・高等学校へのアクティブラーニングの導入の動きは、全く逆の方向からのニーズだと言えます。すなわち、過干渉、指示過多、規制過多、暗記強要による「教える」スタイルからの脱皮を意図しているわけです。"


"アクティブラーニングをするためには、そのための十分な知識や情報が必要だということです。"


"学校やクラスにおける安全と信頼は、所与のものではなく、地道に時間をかけて構築しなければえられるものではありません。いわば、アクティブラーニングのためのインフラ整備と考えるべきでしょう。建設は死闘、崩壊は一瞬。これからアクティブラーニングによる授業改善に取り組もうとする場合には、「アクティブラーニングの最大の課題は技法の習得ではない」と心得るべきです。"

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    admin (水曜日, 20 4月 2022 07:18)

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