「作業」と「仕事」

先週授業見学に来ていただいたある方に、「高校生を刺激する話」をお願いしたところ、「作業と仕事」についてのお話をしていただけました。


”ある日、上司に「今日の仕事はどうだった」と聞かれて、「朝から一生懸命働きました!」と答えると、こんなことを言われた。
「今日したことの中で、他の誰かではなく、自分でなければできないことは何かあったか?他の人でもできることは”作業”だ。自分にしかできない”仕事”が大事」
そう言われて、「自分にしかできない”仕事”ってなんだろう・・・」と考えこんでしまい、それからずっとこのことは大切にしている。”


高校生にも響いたようで、この日の振り返りシートでは複数の生徒がこのことについて書いていました。
自分の「提供価値」を認識し、その価値を生かした「仕事」をしながら、さらに自分の「提供価値」を高めていくような働き方ができると一番いいと思います。
学校の教師でいうならば、「●●高校の●●です」ではなく、「●●ができる●●です」という自己紹介をするとしたらどんな紹介ができるか、ということであり、それは、ここでいう「仕事」に直結する要素だと思います。


高校生にもそんなことをメタ認知してほしいと思っています。
そのための「目標」「活動」「振り返り(+フィードバック)」であり、その積み重ねとしてのポートフォリオです。