「変人/変人予備軍」の高校生に伝えたこと

昨日の近未来ハイスクールで「変人/変人予備軍」の高校生に5分間だけお話ししてきました。
こんな話をしました。


●課題発見、課題解決
今日の場を改善するためにはどうしたらよいか?
自分が考えたのは・・・
・参加者に委ねる割合を上げる(時間、方法etc…)
・事前課題を出してしまう(基本的な発想法を共有)
など。
ここで伝えたいのは、「課題」はどこにでも、いくらでも存在する、ということ。
一日中、課題発見を意識していれば、一日で100個は課題を見つけられるはず。
あとは、それをどう解決できるか考えてみる。
それがビジネスにつながることもあるかもしれない。


●本の良さ
情報はウェブサイトからも検索すればとれる。
では、わざわざ本を買って読むのはなぜか。
本の内容は「体系化」されている。
書き手が様々な情報に触れ、それを整理整頓してくれている。
ウェブ上の情報は断片的であり、それを本のように組み立てようとすると、そのことにものすごく時間と労力が奪われる。
だから、本は非常に効率よく情報がとれる。
本を買うことは、そのための投資。


●強みについて
「自分には強みがない」という人がいた。
そういう人には、「ストレングスファインダー」をおすすめ。
本に、「コード」が付録でついていて、ウェブサイトで質問に答えると、自分の「資質」を教えてくれ。
また、「どんな資質も強みにできる」ということで、その資質を生かした人の実例なども書いてある。
まずは自分の「資質」を知ること。そして、その生かし方を考えること。


●変人ホイホイ
この「場」の価値は、「日曜の午後にわざわざここまで出てきてこんなイベントに出よう」という変人が集まっていること。
それは、自分の周りで探そうと思っても、なかなかいないし、難しい。
ここでは、全員がそう。
このことがものすごく貴重なこと。
だから、ここで「変人」同士つながる。
そして、面白いなことを一緒にやっちゃう。
「違うな」と思えばすぐに解散してもいいし、また違う人と何かをやってみてもいい。
学校で話せないことを話せる「仲間」をつくるのもいい。
そういう「場」として活用してほしい。


●行動を宣言する
ただ感想を言うだけではなく、「今後必ずすること」を宣言する。
「これをやりたいです」という人はやらない。
「これをやる」と宣言する。
今日、明日でできそうなこと、始められそうなことを、今日明日でしない人は一生しない。
まずは、これをきっかけに何かをやってみること。