小さく始めて徐々に拡げていく

先日、滋賀県の藤村先生から嬉しいメッセ―ジをいただきました。
「小さく始めて、徐々に拡げていく」のが、探究的な学びでは特に重要だと思っています。
その一つの動きに少しでも貢献できたと思うと、とても嬉しいです。
どこかで何かお力になれることがあれば、いつでもお声かけください。
出張授業も引き続き募集しております。


藤村先生からいただいたメッセージを、許可をいただいたので、転載いたします。


”この夏、「生徒主体の理科授業づくり研修」を実施できました。
新学習指導要領のポイントから、これから求められる探究的な学習について考え、今までの教材をどのように活用していけるか意見交流しながらの演習といった内容でした!
その探究的な授業の事例として大野先生のあの本にあった「細胞の観察」を取り上げさせていただき、実際の生徒の問いや仮説等を紹介させていただきました。
その後、DNAの抽出実験をただの確認実験にしないためには、どのように工夫できるかを、受講者の先生方に考えていただきました。それをシェアした後で、持参していただいた授業プランや今まで使っていた実験プリントを、どのように変えていけば、探究的な活動になるか協議し、実際に個人でプランを考え、実践できる形で持ち帰っていただいた研修となりました。
受講者は、8名と少なかったのですが、全体で考えることができ、ほんとに小さな一歩を踏み出せた気がしています。
こういう場をセンターの研修だけでなく、部会やそれぞれの学校で取り組んでいければ、変わっていけるのではないかと実感できました。”