自分が何者か語るために

6月10日(日)くにたち会メモ
後藤さんのお話より


●伝えたいこと
自己肯定感を上げる
やりがいをもつ
GRITの大切さ


●共有する未来
「一緒に考える」ということの重要性。


●中下位層の学習意欲の減退をどうするか?
遣り甲斐と探究のタネ


「探究」というのは、学問的に高いものではなく、「やりがいをもって深掘りをしていく」ようなもの。
そうすると、色々なものがつながっていく。


●期待して褒める
単に褒めるだけでなく、「もう少しこうするともっと良くなるかもしれないね」という風に褒める。


●早稲田大学
基礎学力は「共通テストで見る」ことになる。
それとは別なものを2月1日以降は見る。
一般入試は「総合型」になる。


●学習の「個別化」、授業の「協同化」
大学生がスタディサプリを使い始めている。
考えるための素養を求めて。


●「小さな学校」
学校の機能が「小さい」ようなものに。
本当に学校がやるべきことか?家庭がやるべきことなのではないか?
具体的には高校生のための「学童」みたいなものを作ればよい。
こういうことが進むと、初めて学校は「小さく」なる。


それが実現したときに、「学校は何をするべきか?」


●STEM教育
文科省は大学でやると言っている。
しかし、世界のどこでも大学でやっているところはない。
学習指導要領を出してしまったから、新しいことは言えない。混乱するから。


●今求められる職業は?
データサイエンティストとアントレプレナー


●SFCの慧眼
自然言語:英語
人工言語:プログラミング
問題発見解決能力


この重要性を初めて指摘した。


●グリット・グリッド
2年以上続いた活動のみ評価する。


部活動と学校行事は最高のPBLの場だ。(経産省の浅野さんの言葉)


●CASの評価
部活動の評価も同じではないか?


コルブの経験学習サイクル。
個人の経験を概念化するプロセスが重要。


●読書率を上げて「正解のない問い」に挑む
文学には問題解決のタネがたくさん詰まっている。
読書は疑似体験。その経験を概念化する。
これがないのに、文学を読んでも意味がない。


当時の「問題解決」はプログラミングのバグ取りだった。
でも、今は違う。


●アイデンティティの重要性
自分が何者であるか。
これを語れることが重要。