45分でできる探究活動

1年生の生物基礎の授業で、「野外観察」を実施しました。
観察から「問い」を立て、「仮説」を考えるということがメインの実習です。
昨年は、

1時間目
説明+グループ分け 10分
移動・観察 40分

休憩 10分(観察・プレゼン準備も可)

2時間目
プレゼン 1分×10グループ 入れ替え等含め15分

というスケジュールで実施していました。
ですから、実質75分での実習の設計でした。

それを今年度は50分で実施しようと試みましたが・・・今日最初のクラスで、運悪く45分短縮授業に当たってしまいました。
申し訳ないと思いつつ、45分でプレゼンまでやってみることにしました。

説明+グループ分け 5分
移動・観察 25分
プレゼン 1分×10グループ 入れ替え等含め15分

かなりタイトなスケジュールでしたが、生徒は初めての実習にも関わらず、非常にうまく動けていました。
プレゼンも、初めてとは思えないようないいプレゼンでした。
観察やプレゼン準備の様子を見ていても、「学びの密度」がとても高い状態だったように見えました。
45分でも、「探究」を取り入れることはできます。
是非、多くの学校で「問い」を中心にした「探究」が広がっていくといいなと思っています。