疑問が溢れるのは素晴らしいこと

1年生の生物基礎の先日の授業の振り返りシートで「わかりにくかったこと」にこんなことが書いてありました。

●課題について考えていると疑問がどこまでもでてきて答えにたどりつかなかった。

「わかりにくかったこと」に書いているわけですから、おそらくこのことをネガティヴに受け止めているように思います。
それに対して、僕は「そういう学びは最高です!」とコメントしました。

探究は、内から湧き出る疑問から始まると思います。
授業の(形式上の)「本編」はありますし、そこで与えられた全ての課題に対して、きちんとした「答え」が書けないとダメだと思ってしまうのかもしれません。
でも、そんなことよりも、その場で「なんでだろう?知りたい!」と思ったことに突っ走った方が、いい「学び」ではないでしょうか。

ですから、「疑問が溢れて止まらない」をネガティヴイメージではなく、ポジティブイメージにしていくことから授業を展開していきたいです。
そのことの価値を、積極的に語っていきます。