思い立ったらすぐ刺激

生物部で、今年度から課題研究に力を入れようと思っています。
今日の授業で、ある一年生が、「ボウフラがいるバケツといないバケツの違いは?」という問いで仮説と検証計画を立てていました。
放課後、その生徒が生物室に現れたので、早速「さっきの発表してた実験、すぐやってみたら?」と提案してみたところ、もう一人の仲間と早速実験系を考え、準備を始めました。

ペットボトルの中を、以下の4種類準備していました。

①水のみ(土なし)
②土のみ
③土+水草
④土+水草+メダカ

それを一日室内に置き、土が沈んだところで、明日から野外に置き、ボウフラの発生状況を観察するようです。
また、準備の過程でヤモリを捕獲し、それも他の実験のために飼育することになり、飼育環境を考えていました。

教師の役割として、「教える」ことではなく、「やってごらん」と背中を押してあげることが大切だと実感します。
このような機会を提供できていなく、見過ごしてきた才能がたくさんあるのだろうと思います。

今年度のテーマは「面白いことをしよう!50cm革命!」です。
多くの生徒の背中を「やってごらん」と押してあげたいです。