プロフェッショナル 仕事の流儀「水族園職員・河原直明」メモ

プロフェッショナル 仕事の流儀「水族園職員・河原直明」
2018年1月22日(月) 午後10時25分(50分)

世界の魚を展示のために「自分でとってくる」仕事。
番組では、小笠原の海やオーストラリア南部の海での採集に密着していた。

自身の経歴で、高校卒業後、体育大学に進学しようとしたが、浪人も含めて受験に失敗。
そこで、アメリカの大学に進学。
海洋生物学を学び、「死んでいるものより生きているものを扱いたい」という自分の気持ちにはっきり気付く。
卒業後は、帰国して携帯会社で開発等をしていたらしいが、国内で飼育係の仕事も探す。
アメリカで新しくオープンした水族館で仕事を得られたので、そこで働くことに。
その後、葛西臨海水族園から声がかかり帰国して現職。

葛西臨海水族園は、魚を業者から購入するのではなく、「自分たちでとる」ことを専門にする特殊な部門があり、河原さんはそのリーダー。

魚の気持ちになって考えれば、どこにいるか、どう逃げるかが見えてきて、つかまえる確率が上がる。

「命を預かる責任」を常に考えている。
輸送の際は、魚ごとに水の量、酸素の量などを変える。
生き物相手に手間は惜しまない。

「海と人とのつながり」をつくることが水族園のミッションの1つと語る。