ベートーヴェンに思う

先日、ベートーヴェンについてこんなことを知りました。

交響曲第5番「運命」
交響曲第6番「田園」
ともに、37~38歳で作曲

なんということでしょう。
「同い年」とは思えない仕事っぷり。
ちなみに、モーツァルトにいたっては35歳で亡くなっています。
すでにモーツァルトより長く生きてしまっていたとは・・・。

ベートーヴェンは56歳で亡くなっています。
現代だったら「早死に」の部類だと思います。
でも、彼は「十分に生きた」のだろうし、「自分の仕事を為した」のだと思います。

僕などは、何となく、「60歳までに何をしていこう」とか、「65歳までに何をしていこう」とか考えたりしてしまいます。
また、そんなに先のことでなくても、「あと●年は今の学校にいるからその間にこれをして、次はこんな学校でこんなことをしたい」とかは考えたりします。
でも、それは決して当たり前のことではないし、僕などは、「すでに十分生きた」という年なのだろうと思います。

いつ死んでも、死の瞬間に後悔しないような生き方をしたいと思っています。
できることを、できる範囲で、やり続ける。
ベートーヴェンのような「仕事」はできないけれど、自分も「そういう年」になってきた自覚を持ちながら、一日一日を大切に生きていこうと、2018年の始まりに思います。