じっとしててもどうにもならない

11月5日に開催された近未来ハイスクール。
僕は初めて「変人」として参加させていただきました。
フリートークの時間に、ある高校生が「挫折体験について聞かせてください!」と目をキラキラさせてやってきました。

自分の挫折体験を赤裸々に語ると言うのはなかなかにハードルが高いことではありますが、これだけ熱意を持って言われると話さざるをえません。
大学に入ったときの挫折体験の話と、教員になってからの挫折体験の話をしました。
その高校生は、終始目をキラキラさせていました。

イベントの終了後に、「もっと色々な人の挫折体験を聞きたいので、そういうイベントを開いてほしいです」と語っていました。
明確に、自分がやりたいことがあるのであれば、それを他人任せにせずにまずは自分で動いてみるという姿勢がとても大切だと思っています。
そこで、こんなメッセージを送りました。

"「しくじり先生 近未来ハイスクールバージョン」、いい企画だと思います!
是非、自分で「企画書」を書いてみてください。
「こんなに面白いことが、こんな風に実現できるんです!是非やりましょう!」と人に情熱を伝えられるものであれば、
書式はどんなものでもよいと思います。

「やりたいと思ったらすぐに行動」、これが大事です。
そして、誰かがやるのを待つのではなく、自分から動いてみる、これもまた大事です。"

すると、その後本当にオプンラボの小林さんのもとに企画書が届きました。
とても楽しそうな企画書でした。
そして、昨日国立高校でその企画に関するミーティングが開催されました。
企画者の高校生と小林さん、奥谷さんが中心となって企画を煮詰めていきました。
僕は最後のほうに少しだけ参加させていただきましたが、とても楽しそうな企画が動き出すことがわかりました。
高校生のプロジェクトチームも始動しそうです。

最近好きな言葉に、今やっているウルトラマンジードの主人公の決めゼリフがあります。
「じっとしてても、どうにもならねえ!」
まさにこれだと思います。
やりたいことが明確だったらすぐにやってみる。
じっとしててもどうにもならないのです。
僕が関わっている高校生にも積極的にこのことの価値を伝えていきます。