凄さがわかる目を持つ

相撲の面白動画

 

相撲好きの方は、こんな風に相撲を見て楽しんでいるんだろうなぁと思います。

全くの素人と、そうでない人の差の一つは、「凄いポイントがわかる」ことです。
例えば、オーケストラや吹奏楽を聴いていて、全くの素人の人が気付かないような「凄さ」が、音楽をやったことのある人間にはわかる部分があります。
そんなとき、この動画のように光がほとばしっているような感覚を持ったりします。
何とかしてその凄さを伝え、共有しようとしたりしますが、なかなか伝わらなかったりします。

学ぶことは、それまでと同じものを違う目で見ることができるようになること。
知識を持つだけでそれが起こることもありますが、そうではなく、経験が積み重なっていくことで起こることもあります。
「凄さ」がわかるようになる、というのもその一例です。
今日も剣道部の引率でしたが、副顧問3年目にして、ようやく「剣道」の試合を見るための「目」が少しだけできてきて、以前より楽しいポイントが増えてきました。

この動画を見てから相撲を見たら、少し違った見え方をするかもしれません。
「凄さ」をわかりやすく「見える化」するのは良い方法なのでしょう。

アメトークを見ていても、同じくようなことを感じたりします。
どのジャンルでも「凄い」と思えるようなことはあります。
それらを楽しめないのは、僕に「見る目」がないからです。
芸人さんは、それを「見える化」するのが実に上手い。
こんな風に「生物学」を伝えられたらなぁ・・・と思います。

これは、教科ごとの「見方・考え方」の話にもつながってきます。
理科の「見方・考え方」がわかるということは、同じものを見ても、それを違う視点で見たり、楽しめたりする「見る目」を持つことなのでしょう。

同じものを見ても、以前とは違った「目」で見て考えることができる。
それがどういうことなのか、「わかりやすく見える化」することが教科の中で求められているということなのかもしれません。

面白動画からとりとめもなく考えが広がってしまいました。