「できる学生」と「できない学生」

静かに「新卒一括採用」が崩れつつある。

 

・「わからない」ことを不安に思うのではなく楽しめるようになって欲しい
・他人に上手く頼る力を身につけて欲しい
・うまくいかないことを簡単に他者や環境のせいにしないで欲しい
・失敗を恐れずに色々なことに挑戦して欲しい

そんなことをいつも思っています。
授業も部活も行事も、基本的には同じ方向性を意識しています。

この記事を読み、やっぱりそうだよなぁと思いました。
知識やスキルではなく、マインドが大切だと思います。

「難しい課題」を、どのような場面でどのように設定するか?
そのとき、教員はどこまで介入するか?
教員の役割とは何か?

これらは永遠の課題であり、僕自身も今現在苦しんでいるところではありますが、大きな方向性を見失うことなく思考し行動していこうと思います。

"難易度は簡単なものから、かなり難しいものまで様々であるが、特に人事が注目しているのは「難しい課題に直面したときにどう行動するか」である。

人事によると、参加者は2タイプにかなりはっきりと別れるという。

1つのタイプは、概ね以下のような行動をとる「できない学生」
・早々に諦めてしまう
・課題が悪い、情報が足りないなど、「環境に文句を言う」
・手が止まってしまって、納期通りに仕事ができない

そして、もう1つは以下のような行動を取る「できる学生」
・難しい課題ほど楽しそうにやる
・足りない情報は「仮説」を立て、補完する
・自分では難しいと判断した場所を早めに聞いてくる

この課題は「頭の良さ」を問うものではなく、努力と工夫で誰でも解決可能なものを設定していると人事は言う。
実際、「学歴」と「できる・できない」はあまり相関はないそうだ。
その代わり、「失敗経験の有無」とは非常に強い相関があるという。"

"結局、彼らの出した現在のところの結論は、
「粘り強さ」
「環境のせいにしない」
「他者の力を借りるコミュニケーション能力」

を兼ね備えた新卒が、「最高の人材」であり、面接をするよりもインターンを通じて仕事をやらせたほうが、遥かに多くのことがわかると人事は言う。"