マシュマロチャレンジ

2017年3月19日
福岡PBL合宿
@西南学院大学合宿研修所

⚫︎アイスブレイク
マシュマロチャレンジ

スパゲッティ20本
マスキングテープ
マシュマロ1つ
メジャー
はさみ

制限時間18分
自立可能でできる限り高いタワーをつくる。
足場をテープで固定してはいけない。
タワーの上にマシュマロを置く。
タワーの頂上にあるマシュマロの高さを計測する。
世界記録は99cm!

https://www.ted.com/talks/tom_wujec_build_a_tower?language=ja
https://www.ted.com/talks/tom_wujec_build_a_tower/transcript?language=ja

"この演習には 共同作業の本質に関わる 深い教訓が含まれています その一部をご紹介します
通常、多くの人々は 課題の確認から取りかかります 課題について話し、どんな形にすべきか検討し 主導権争いをします それからしばらくは計画と準備に時間を割きます スケッチを描いてスパゲティの配置を決めます 持ち時間の大半は スパゲッティを組み立てて建造物を高くすることに費やされ 終了時間の間際になってようやく 誰かがマシュマロを取り出し 慎重にそれを一番上に置き 後ろに下がって「やったー!」 自分たちの作品を褒め称えます でも多くの場合実際には 「やったー」が「あーあ」に変わります マシュマロの重みで建造物全体が ひしゃげて潰れてしまうからです
ある種の人々は、他の人と比べ 「あーあ」という結果になりがちです 一番ひどいのはビジネススクールの新卒者たちです (笑) 嘘をつき、ズルをし、気を散らせて ほんとうにひどい建造物を作ります もちろん「やったー」という結果に なることの多いグループもあります 一番上手なのは幼稚園の新卒者たちです (笑) 本当に驚くべきことですピーターが言うように 幼稚園児たちは高いだけでなく 一番面白い建造物を作ります
皆さん疑問に思われるでしょう なぜか? 何によってそうなるのか? ピーターはこう言います 「子どもたちはスパゲッティ株式会社の 社長になろうなんてしていないのです」そのとおり 権力争いで時間を無駄にはしません でも別の理由もあります ビジネススクールの学生たちは 適切なプランを1つ見出すように教育されています そしてプランの通りに実施します 彼らがマシュマロを一番上に乗せる頃には 時間がなくなっています そして何が起きるか? 危機です 聞いたことがあるような状況ですね? 幼稚園児たちが違っているのは マシュマロから始めるところです いつもマシュマロを一番上に置いて 次々と試作品を作ります だから出来の悪い試作品を何度も修正できるのです デザイナーの方なら、そのような作業こそ 反復型プロセスの本質だと気付かれるでしょう 作るたびにフィードバックが得られ 上手く行く点、行かない点がすぐにわかります"

⚫︎メッセージ
トライ&エラーの重要性
ファシリテーターの重要性

知識が大前提