「不安」から「Fun」へ

今朝の朝日新聞の「地域」面に、国立高校の記事が出ています。
生物の授業に関しても書かれています。
僕の「コメント」は、一文に色々な要素が盛り込まれていて混沌としていますが・・・。
でも、記者の方は実際に授業を見た上で、背景の考え方等をご説明したところ、その"良さ"を感じていただけていたようでした。
「進学校」の特集でありながら、進学実績とは違った価値も表現していただいていると思います。

この朝日新聞の記事では、3校の「推薦入試の問題」も紹介されており、とても興味深いものでした。
西高の「世界はのっぺらぼう」の問題は、楽しそうです。
「のっぺらぼう」とは、何かのメタファーとするのか、だとすれば、どんなことを論じていくのか。
こういう問題を不安に感じるのではなく、楽しめるようになってほしいと思います。
つまり、「不安」から「Fun」へ、です。

考えること、表現することは、楽しい。
その楽しさを感じられたら、色々なことをもっと積極的に楽しめるようになると思います。
また、こういう入試の対策を指導する教員も、同様に「不安」から「Fun」のマインドで楽しめればいいのだろうと思います。
大学入試が変われば、高校教員もこういったことと向き合うことになりますが、そこでは「テクニックを教える」ことより「一緒に考えながら楽しむ」ことが大切に思います。