文化祭の話④待ち時間表示システム

国高祭実行委員会が運営するインフォメーションボード(通称IFB)です。
昨年から導入したシステムです。
3年生の演劇だけでなく、1、2年生の「アトラクション」的な出し物も、かなりの列ができています。
そこで、昨年、各クラスの待ち人数を確認できるIFBを設置しました。
昨年は、単純に「待っている人数」を表示していたため、「回転効率」によって待ち時間にかなり差が出ており、そこを伝えられなかったという反省がありました。
そこで、今年は、何とか「待ち時間」を表示しようと生徒が知恵を絞りました。


方法は、非常にシンプルです。


①10分間で入った人数を記録する。
②定期的に待ち人数を報告してもらう。
③①の情報をもとに、②の人数を待ち時間に変換し、IFBに表示する。


このシステムで、30分ごとに待ち時間を更新していました。
問題点を発見するだけでなく、それを解決するために具体的なアイデアを出し、そして形にしていく。
「進化し続ける」というコンセプトの、今年の一つの象徴だと思いました。