期限があるから頑張れる

昨日紹介させていただいた「トビタテ!留学JAPAN 」のスライドの内容から思ったことをさらに2つ書いてみます。

 

まずは、

"逃げないで苦労する機会→ストレス耐性"

についてですが、ある程度の強いストレス状態に置かれたときに、それを成長の機会とできるかどうかは、「期限があること」が大切なのかもしれないと思いました。

辛くても、「あと◯日だから、頑張ろう」と思えるのではないでしょうか。

また、「あと◯日だから、大切にしよう」とも思えるのではないでしょうか。

 

いつ終わるともしれない中で強いストレスを感じる状況は、人を絶望させるかもしれません。

でも、期限があるならば、それを「少しでも意味のあるものにしよう」と前向きにとらえることもできるのではないでしょうか。

 

この意味において、「留学」は非常によい機会だと感じます。

部活や行事も同じでしょう。

「終わりがあるから頑張れる」のだと思いますし、「終わりがないもの」に対して強いストレスの中で頑張り続けることはむずかしいでしょう。

 

笑っていいとも最終回の中居さんのスピーチを思い出しました。

「終わりがある」ことは困難に向かうモチベーションになり、また安心感につながるものだと思います。

 

「ストレスがかかって成長すること」と「期限があること」をリンクさせて考えたいと思いました。

 

そして2つ目。

"飛び込むことに自信を持つ機会→自己肯定感"

の部分ですが、これも、まずは「設定された、"安心感のある異世界"」であっても、体験してみることが大切なのだろうなぁと思います。

「何がどうなるかわからない異世界」に、いきなり自分から飛び込んでいける人は少ないでしょうし、望まずしてそのような機会が与えられれば、それは非常にネガティブなものとなるでしょう。

 

「設定された、"安心感のある異世界"」であれば、それをポジティブにとらえる可能性も高まると思います(期限がある、という要素もこれを助けるでしょう)。

それを経験していれば、「なにがどうなるかわからない異世界」も楽しめるようになるでしょうし、むしろ自ら望んで飛び込んでいくようなマインドにもつながるかもしれません。