都立高校教員採用試験の1次合格発表があり、嬉しい報告が届きました。
論文のお手伝いをさせてもらっていた3名、全員が合格したそうです。
素晴らしい!
試験後は、「手応えがない。ダメだ・・・」という反応でしたが、準備の様子と持っている力から見てきっと全員大丈夫だろうなぁとは思っていました。
大学受験も「ダメだった・・・」と言っている生徒がけっこう合格するという現象があります。
メタ認知に優れている、ということなのでしょうか。
この3人、「都立受験をする」という情報を僕がもっていたので、「つながる」ためのきっかけを作らせていただきました。
また、協働的に学べる「場」も何度か用意しました。
あとは、そこでできた「つながり」をもとに、自分たちの力だけで成長していくのがはっきりとわかりました。
このあたりは、普段の授業も、大学受験の指導も、そしてこのような就職活動も同じなのだろうと思います。
もらったメッセージには、「学び合いは強し」「アクティブラーニングすごい」と書かれていました。
僕が「せんせい」となり、ノウハウを一方的に「おしえる」ことでは身につかない力がありますし、大きく出題傾向が変わった今回の採用試験もその部分が合否を分けたのではないかと思います。
試験対策のプロセスでこの感覚をつかんだ上で教員になってもらえると素晴らしいと思います。
2次試験も是非突破して、ともに「これからの教育」を考え、実践する仲間になって欲しいと願っています。
頑張って下さい!