ALと社員教育

日経新聞夕刊の「体・験・学」の第5回。
オプンラボで行った、社会人向けのセミナーの様子を取り上げていただきました。
僕にとっては、「社員教育にも応用可能」ということを、理屈だけでなく、実例とともに納得することができた、とても嬉しい会合でした。


「教師や上司が喜ぶようにと先回りして行動する生徒や社員は主体的とは言えない」というコメントを引用していただいています。
教師や親といった、「指示する役割」というイメージが強い立場にあったときこそ、「他律的でコントロールしやすい」ことではなく、「主体的で、時に面倒臭い、でもベターな世界を構築していくために必要」であるような人を育てたいと心に留めておく必要があるるでしょう。


アクティブ・ラーニングなんて言葉は、本当は必要ないのだと思います。
もっとシンプルに、「人の可能性を引き出すためのアイデア」と捉えればいいのだろうと思います。
だから、それは学校教育に閉じるものではなく、その他の業界でも、家庭でも、およそ「人と人とが交わり、可能性を引き出し合う」ことが想定される場であれば、何にでも応用可能なのだと思います。


それを機能させるための大前提は、「安心感」です。
学校は、職場は、家庭は、「人の可能性を引き出す」ための前提となる安心感に満ちているかどうか。
まずは、シンプルにそこを確認する必要がありそうです。


今回、記者の木村さんや、その他の方々と対話させていただく中で、様々な気付きや学びを得ることができました。
僕自身に、「安心・安全の場」があり、かつ「知らない世界はもっと知りたい!面白い!」というシンプルな欲求があるから、楽しみながら成長していくことができるのだと思います。
とてもありがたいことです。


今回、全5回の連載のすべてに(ちょこちょことでも)登場させていただけたことは、僕の人生にとって、とても大きな出来事でした。


誰かのwantを引き出し、僕の目指す「誰もが生きやすい社会」のために、どこかでほんの少しでも力になれたなら、こんなに嬉しいことはありません。
それは、家庭と双璧をなす、僕の「人生の意味」そのものです。


今回の記事をきっかけに新たなご縁をいただくこともありました。
そんな新たなご縁も、昔からのご縁も、全ての縁を大切にしつつ、「誰もが生きやすい社会」のために、自分のできることを地に足をつけて実行していきます。