授業見学でいただいた感想

授業見学に来ていただいた3名の方の感想を紹介させていただきます(転載の許可をいただいております)。
「安心感」や「楽しく学ぶ空気感」を感じていただいている方が、今年度は特に多いように感じています。
僕自身の仕掛け方や、根本的には「在り方」が少しずつ変容しているのだと思います。
今の方向で本当にいいのか、自分でも迷いながらの実践ですが、これからも多くの方に見ていただき、情報交換させていただければ幸いです。


●4月21日 村松哲二さん(浜島書店)
先生のお話のテンポのよさ,内容のおもしろさにどんどん引き込まれました。
そして最初の説明が終わると生徒主体に。
この切り替えも躊躇なし。
あれよあれよという間に生徒どうしの学習になっていきました。


生徒の皆さんもすばらしく,すぐにこの展開に入っていき,グループそれぞれの学びがはじまりました。
最初から盛り上がるグループもあれば,なかなか話ができない生徒たちもいました。
それがまたそれぞれの生徒のやりかた。
徐々に馴染んでいくようすも見受けられました。


まずは教科書で調べ出す生徒がほとんどで,次がスマホ。
資料集を活用する生徒が少なかったのは意外であり,ややさびしくも感じました。


いただいたプリントと,先生のウェブを,編集部のスタッフに紹介して,それぞれに考えるところを確認し合いたいと思っています。


●4月21日 中澤啓一さん(首都大学東京大学院)
前回の見学は3学期で、生徒たちはALやクラスに慣れているように感じていましたので、今回のような授業開始間もない時期に生徒たちはどのように動くのか、教員はどのように学び合いに向かわせているのか、に興味を持って見学しました。
私の予想以上に、生徒たちは既に活発に動いて学び合っていることに驚きました。
大野先生がおっしゃっていたように、教員が何を求めているのかを考え動くことが得意な、国高生の自主性の高さを感じました。
その生徒たちの良さをさらに伸ばし、さらに新たな力をつけることを促す、先生方の仕掛けには学ぶところがたくさんありました。
板山先生は生徒たちを「揺さぶること」によって、大野先生は「面白い語りと説得力あるメッセージ」によって、生徒たちは学び合いに向かっているように私は感じました。
そして先生方の授業で共通していたのは、生徒から、面白い意見や考えを引き出されていたこと、生徒たちが授業の場で「自分」を出せるような「安心感」があることだと思いました。


授業の最後にお話をする場を与えていただき、ありがとうございました。
気づけば、ゼミ紹介のために今読んでいる論文も変態に関するものですし、自分は本当に変態が好きな変態な人間なんだなあ、と実感します。大野先生と生徒さんには、私の面白さを引き出していただきました。ありがとうございました。


●4月22日 山田林介さん(東京大学、Z会プレアデス講師)
・高校生の動きが自然だった
生徒が大野先生の意図を理解していてスムーズに動いたため、無駄な時間がとても少なかった。
意識的にムリして積極的に意見を言う場面は見受けられなかった。
やらされているのではなく自ら学ぶ姿勢が見られて感動した。


・生徒が主役の授業
大野先生と授業後にやりとりしたことを含めて、生徒がどう変わるか、生徒が学んでいるのかという視点が常に意識されていた。
授業した側が満足するのではなく、受けた側が中心であるという当たり前のことが実践されていて素晴らしいと感じた。


・わからないと言える安心感
場面場面で教えられる側が積極的になれていました。
その背景にあるのは安心感だろう。
教える側もわかっていたつもりのことを説明しようとして、理解が深まっていた。
教える側も教えられる側も得るものがある授業は魅力的だった。


・プレアデスのALイベントとして
課題を整理することができたので、行動に移して次回以降のイベントを発展させていきたいです。
科目としてのポイント重視なのか、その背後の大きな目標を目指すのか。
今後もより良いものを求め続けたいと思います。