アクティブ・ラーニングと社会人教育の接点

先日、「教育改革で注目の”アクティブ・ラーニング”を社会人教育に活用する方法」というワークショップで話題提供をさせていただきました。


このイベントに参加された、ゾーホージャパンの松本さんより、メールをいただきました。
自分が今取り組んでいることは、社会人教育でも活用可能な部分は大きいだろうとは思っていましたが、実際に民間の方からご意見をいただけますと、大きく背中を押していただいているようで、とても嬉しく、そしてありがたく感じました。
是非、アクティブ・ラーニングや『学び合い』を実践されている方々にも共有させていただきたいと思い、ご本人の許可をいただけましたので、一部転載させていただきます。


”金曜に参加する前に、3月に開催されていたイベントのレポートを読んでいてそちらも大変興味深かったのですが、今回直接お話を伺えてアクティブ・ラーニングの面白さや可能性、魅力がより具体的に伝わってきたように思います。
オンラインでの学びだけでは伝わりにくい部分を感じることができる場でした。


帰った後、Amazonで取り急ぎ「すぐわかる!できる!アクティブ・ラーニング」の本を注文し、今週読み終えたのですが、そちらの本からもいろいろな気づきや学びがありました。


また、大野先生から伺った内容、ワークショップの雰囲気、本で紹介されていることなどをイメージしつつ、何かできることからトライしてみようと思い、会社の自分のチームの定例ミーティングのやり方を少し変えてみました。


どちらかというと一方通行で私が話す機会が多かったのですが、課題を提示してメンバー同士で話しあってもらうようにしました。
そうすると、明らかに場の空気や本人達の意見の出方が変わりました。
少しずつになるかもしれませんが、そういった試みも増やしていきたいと思っています。


また、「生物「を」教える視点 生物「で」教える視点」のサイトも簡単にですが拝見しました。
授業のプリント1つとってもかなり充実した内容でこれだけの内容が公開されていることに驚きました。
まだ精読はできていないのですが、授業の手引きの内容は仕事やマネジメントにも通じる話が多くチームビルディングの手引きとしても有効な内容だと感じました。


私自身は、仕事としての成果も大事だと思いますが、一方でそれだけではなく、そこからやはり生き方や人としてのあり方につながるようにしたいと常々考えていますので、手引きの内容に共感するところがありました。
その他の資料もまた改めて確認させていただき参考にできればと考えております。


今回学ばせていただいた内容やアクティブ・ラーニングのコンセプトは今後の仕事や人生に大きく影響を受ける内容だと感じています。
改めてこのような機会を提供いただき誠にありがとうございました。”