オープンに議論をするということ

都生研の教育課程委員会で、次期学習指導要領に向けての提言をまとめました(僕自身は主に「探究」グループで活動しました)。
その「生態」グループの試案に対して、コメントをいただいているブログ記事です。

 

生態系を保全するために欠けてはならない知見

まずは、「自分一人」の世界から抜け出し、「仲間」を見つけて、そこでオープンに議論をする。
そこでグループとしての納得解が得られたら、それは素晴らしいことですが、そこで閉じるのではなく、「公」の場に案を出し、よりオープンに議論をする。
それは批判にさらされる覚悟が必要で痛みを伴うものかもしれませんが、それをしない限りは「居心地のいい世界(でも成長がないかもしれない世界)」から抜け出せません。

 

facebookの記事を見ていても、「友達のみ公開」の記事を多く見かけます。
もしも「目的」が「世の中に広くて何かを発信する」ことだったり、「多様な意見をもらって自分が成長する」ことだったりするのであれば、「全体に公開」で情報発信をした方が絶対に「得」です(す「べき」ということではなく、あくまでも損得についてです)。

 

生態グループは、生態学会で集会を開くなど、非常にオープンに独自の活動を展開しています。
今回の生態グループのこのような動きと、ネットに広がったオープンな議論は、素晴らしいことだなぁと感じます。
また、取り組みそのものの素晴らしさだけでなく、ブログで指摘されている内容にも思考のヒントがたくさんあります。
特に、最後にある
「スーパーで売られている果物はどれだけある?それらはどのような生態系があるから作り出せるのか。」
という問いを
「スーパーで売られている果物はどれだけある?それらはどのように生態系を破壊するから作り出せるのか。」
に変更してはどうか、という指摘にはドキッとさせられました。
このような思考の機会をくださった、関口先生をはじめとする生態グループの皆さんに感謝です。