種まきから芽吹きへ

昨年授業見学に来ていただいたある方からメールをいただきました。
授業見学を一つのきっかけとして、校内で授業研究会を立ち上げ、またご自身の授業でもAL型授業を導入し、生徒の力を引き出せているということでした。
めちゃくちゃありがたく、そして嬉しく思いました。
素晴らしすぎます。
授業公開という種まきが、このような芽吹きにつながったことは何より嬉しいことです。
少しずつでも「仲間」を増やして、教科も学校も校種も職種も超えて学びあっていきたいと思います。
共感していただける方と、是非「仲間」として一緒に取り組んでいければ幸いです。
以下は、いただいたメールの抜粋です。


"昨年度冬の授業見学はありがとうございました。
本当に大野先生の考え・理念に共感し、大きく影響を受けました。


このたび、国立高校生物科の協同的な取り組みに感動し、大きく心を動かされたのがきっかけで、本校内部に「授業研究愛好会」を立ち上げました。
愛好会なので、定期的な集まりもなく、あくまで非公式のものですが、今は約5名ほどの教員(化学、生物、数学、国語)に加入いただいています(加入というほどたいそうなものではないのですが笑)。


高校で生徒に本当の学問を学んでもらいたい。そのためには待っているだけでは何も変わらなそうだったので、自分が仕掛けてやろうと考えました。
愛好会の目的は、教科を横断して授業についての情報交換をし、授業の質を高め、生徒の学習意識の変容を図ることです。
まずは教員間の結束を高め、協力し合う姿勢を形成することから始めていきたいと考えました。イメージは、教員たちが「学びあう」ことです。


実は、今年度から大野先生が公開されている授業をベースにして、学び合いの授業を始めることにしました。
生徒たちがディスカッションを通じて問題解決する姿を見て、「生徒たちはもともと「持っていて」、今まではそれを教員が引き出せていなかった」と強く実感しています。
授業をしてみて、そのような生徒たちの活動をうまく見守ったり、振り返らせて生徒たちの反応見ることが、毎回楽しくて仕方ありません。


勤務校では2年生の文系でも4単位生物を途中まで学びます(教育課程上の問題で、いわば「仕方なく」生物を履修していると感じている生徒は多くいます)。
そのような生徒たちでも「こういう活動は必要だと思います」とか、「ちょっと予習してこようと思います」などといった反応を見せてくれ、学び合いの有用性をますます感じます。
そのような生徒たちの反応を見て、必ず結果につながると強く感じます。
さらに、生徒たちの学ぶ意識に根本的な変容が起き、他教科を学ぶ際の力にもなるのではないかとも感じております。
さらには、それらは確実に彼らの「生きていく」力を大きくすることにつながっていくと確信しています。


このようなことに気がつけたのも、常に情報発信し、情報を惜しみなく共有してくれている大野先生がいてくれたからです。
本当に感謝しております。


今回私が行ったことに関して、フェイスブックでの情報共有はぜひしていただいて構いません。
強力な発信力を持つ大野先生から情報共有されれば、必ず多くの先生方の心に響いてくれるはずです。"