多様な"面白さ"を引き出すために

今年度の授業開きは、昨年度の反省から、「僕の一方的な語り」を減らし、「生徒の活動時間」を増やすようにしました。
その中で「あることを"理解"するために効果的な学習法は?」についてディスカッションしてもらい、その後全体に対して情報を共有してもらえるグループを募りました。
そうすると、色々なアイデアが出てきたので、それに対してクラスの皆に拍手を持って共感度を示してもらうようにしました。
生徒の"参加度"が高まり、テンションも上がっていきます。
ある生徒が、非常に熱っぽく語り始めたのですが、その内容がやや難しく、他の生徒から「よくわかりません」と質問が来ました。
すると、その生徒は「前で黒板使ってもいいですか?」と突然前に出てきて、いきなり"講義"を始めました。
それが大変に面白く、教室が最高に盛り上がりました。


また、グループ分けの際、カードを配るのですが、「誰かトランプ切るのが上手な人はいますか?」と聞いたらすぐさま1人の生徒が手を挙げてくれて、皆の前で腕前を披露してくれました。
これだけでも盛り上がるのですが、さらに「俺の方が」という生徒が現れ、違う方法でトランプを切り始めて生徒は大喜び。


学校の価値は、「そこに集う人そのもの」にあります。
そして、「面白い人がいる」のではなく、「誰もが皆面白い」のです。
要は、その面白さに気付けるか、面白さを引き出せるかにかかっています。
以前にブログでもこのことを書きました。

 

「皆の面白さを知り、そしてそれを生かせる」ような場を提供することが大切だと思います。
「ふつう」とか「正しさ」は必要ありません。
そんなものはどこにもありません。
「みんなちがって、みんないい」のです。
それを道徳としてではなく、「実感」として持ってもらえたら嬉しいなぁと思います。
授業では常にそのことを意識し、臨機応変に色々とトライしてみたいと思います。