これを見てくれている(かもしれない)すべての受験生へのエール

今日はセンター試験前日。
授業はないものの、学校に来ている生徒も相当数いました。
その中の一人の生徒に「先生からのメッセージはないのですか」と言われました。
以前に書いた記事をすでに印刷して渡していました。
※時間がない人は以下のリンクは無視して先を読んでください。


大学入試を受ける人へのアドバイス(2014年10月11日)
大学入試を迎えるにあたって(2015年1月14日)


そして、先日は植松さんの記事をシェアしました。
それらに伝えたいメッセージは込めたつもりですが、でも、今年は今年で、今感じていることを自分の言葉で伝えてみようと思います。


●自分を信じる
自信とは、「自分を信じる」と書きます。
試験当日は、とにかく自信を持つ、つまり自分を信じるしかありません。
どうすれば自信が持てるでしょうか。
ここまで積み重ねた日々を思い出してください。
積み重ねた努力を思い出してください。
ここにたどり着くまでに感じた様々な感情を思い出してください。
それらを乗り越えて、今こうして試験会場にたどり着き、受験をするのです。
頭に浮かんだ様々が、すべて自分を後押ししてくれるはずです。
それが自信なのだと思います。


●自分を生きる
積み重ねた日々を思い返したとき、お世話になった人々の顔が浮かんできた人もいるかもしれません。
家族、友達、先輩・後輩、先生etc...
その人たちのために頑張ろうという気持ちが沸き上がるかもしれません。
でも、自分の人生は自分のもの。
誰かのために頑張らなくてもいいんです。
ただ、自分が悔いのないように、自分のために頑張ればいいんです。
周囲からの様々な期待や心配は、ありがたいけれど、ときにプレッシャーにもなります。
感謝の気持ちを忘れる必要はないけれど、期待は心配はひとまず忘れてしまっていいんです。
もちろん、自然な自分が自然に思い浮かんだ誰かの顔を力にして試験に立ち向かうのはとてもいいことだと思います。
自分の力になるものは力とし、そうでないものは忘れていい、ということです。
自然体の自分で、自分としっかり対話して、自分を生きてください。


●深呼吸
緊張はすると思います。
緊張しないようにすると、もっと緊張するかもしれません。
だから、緊張したら、その緊張と上手に付き合ってください。
緊張している自分を「自分緊張しているなぁ」とトリの目で感じましょう。
試験開始とともに、周囲の受験生はものすごい勢いで紙をめくり、鉛筆を動かすことでしょう。
そのざわめきは、時に緊張を増幅させてしまいます。
だから、試験開始の合図とともに、すぐに動くことなく、耳をすませて「緊張している周囲の受験生」をトリの目で感じましょう。
そして、「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせながら大きく数回深呼吸をしてみましょう。
緊張しないのは難しいと思いますが、緊張と上手に付き合えるかもしれません。
やってきた成果を思う存分出し切れる日です。
「やってやろうじゃないか!」と思い切り楽しんでください。


●ちゃんとあきらめる
わかるものはわかるし、わからないものはわからない。
覚えているものは覚えているし、覚えていないものは覚えていない。
それだけのことです。
それを、落ち着いて、あきらめるべきものはちゃんとあきらめてください。
そして、「今の自分にできること」に注力してください。
一番悔しいのは、完全にできたはずの問題をケアレスミスしてしまうことです。
「できることをやる」というのは、「できることだけをやり、できないことはやらない」ということです。
でも、これは緊張感の中ではとても難しいことなのです。
「できることをやる」だけでいいのです。
できることができる、それを願って応援しています。
ここまで努力してきた皆さんなら、それが合格につながるはずです。


遠くから応援しています。
頑張ってください。


2016年1月15日(金)
大野智久