他人の評価を気にしない生き方

あの人が「うつ病」を自覚できない最大の理由


"「うつ病予備軍」の家族から受けた相談をまとめると、「治療が必要かもしれない」という自覚を彼らが拒否する理由のほとんどが以下3つに分けられる。
①仕事が忙しくてそれどころではない
「この仕事が落ち着いたら…」といつまでも言い続ける人は多い。しかしうつ病は、往々にして「休めない時期」に限って発症する病気である。
②人事考課や昇進に影響するのが恐ろしい
「会社にあるメンタルヘルス相談室」には行きたくないと訴える人も少なくない。「アイツは戦線離脱した」と思われるのが恐ろしいのだ。
③自分はうつ病になるほど弱い人間ではない
「警察官の夫がうつ病を治療してくれない」と相談を受けたことがある。「うつ病は弱い人間の病気だ。おれはうつ病じゃない」と抵抗していたという。
以上、3つの理由には共通点がある。「他者の評価を気にしている」という点だ。うつ病になりやすい人は周囲の声に対して敏感に反応する。「職場の人に迷惑がかかるから」という理由も、「仕事ができないと思われたくない」という他者の評価を気にする心理の裏返しである。"


受験勉強のメンタリティーも仕事のうつ予備軍に似ているかもしれません。
受験勉強がうまくいかなくて苦しむのはなぜでしょうか。
現役生が、「このままでは浪人してしまう・・・」という強迫観念をもつことがあるのなぜでしょうか。
それは、この記事書かれている「他者の評価を気にしている」ということが共通の源泉としてあるのではないでしょうか。


他者の評価を気にせず、本当に自由に人生を設計するならば、浪人を過度に恐れることも、思うように進まない受験勉強に過度に焦ることも、現状よりは減るかもしれません。
しかし、


・皆が現役で進学するのに自分だけ浪人をしたら恥ずかしい。
・親に何を言われるかわからないからやるしかない。
・周囲からの期待に押しつぶされそうだけど、頑張らないと周囲に対して申し訳ない。


と、「自分の現状」や「自分の本当の想い」に蓋をして、周囲との関係性の方を優先して「無理して頑張りすぎてしまう」ことが、仕事のうつや受験勉強のうつにつながっていくのではないでしょうか。


そんなに周囲の目や評価を気にして頑張りすぎなくていいのです。
自分は自分でしかないのです。
周囲との関係性から感じるmustやshouldは、モチベーションを高めるのではなく、単に自分を追い込んでいるだけかもしれません。
大切にして欲しいのは、wantとcanです。
もちろん、受験勉強でも仕事でも「かくあるべし」と自分を追い込むことでモチベーションを高め、うまくいくこともあると思います。
しかし、それは自分が向かいたいベクトル上に乗っているという点で、shouldでありながらもwantの要素を含んでいるように思えます。


「他人の評価を気にしなかったら、自分はどんな時間を過ごすだろう」
「今の自分が、自分にウソをつかずに、本当に大切にしたいものは何だろう」
追い詰められた時こそ、こんなことを空想してみることが大事かもしれません。