塩の味を知るということ

成功する経営者は「塩の辛さ」を知っている 松下幸之助が説いた「うまく行く会社の条件」

 

「本当に教えたいことは教えられない」ということの意味をここ数週間噛み締めています。
僕の人生においても、非常に大きな変化を感じます。
異動して半年経って、少しずつ溜まったものが溢れて、それに溺れそうになりながら、久しぶりの苦しみを味わい、そして、そこと向き合ってまた一つ新しい世界を見ることができています。

 

この記事に書かれている「塩の味を知る」という表現は実に味わい深い表現です。
ふと、頭に何人もの人々の顔が浮かんできました。
それは、僕が素晴らしいと思える方々です。
その方々に共通するのは、「実るほど頭をたれる稲穂かな」のマインドです。
「汗をかかずに知恵を出す」のではなく、「まず汗をかいた」人なのだと思います。
だから、「塩の味」を知っているのです。
それは、「教えられないこと」であり、だから、「本当に教えたいことは教えられない」のです。

 

僕もまだまだ知らない「塩の味」があります。
それを少しずつでも見つけ、味わっていくことでしか見えない世界があります。
「しょっぱい世界」を恐れずに、その「しょっぱさ」と出会ったときに、新しく出会った「塩の味」を楽しめる人間でありたいと思います。
「塩の味」、今の自分にとても響く言葉です。

 

以下、記事より引用
"「本当は、まず汗を出せ、汗のなかから知恵を出せ、それができない者は去れ、と、こう言わんといかんのや。知恵があっても、まず汗を出しなさい。本当の知恵はその汗のなかから生まれてくるものですよ、ということやな」"

 

"「塩の辛さ、砂糖の甘さというものは、何十回、何百回教えられても、ほんとうにはわからんやろ。なめてみて、初めてわかるものや」と松下はよく言っていた。"

"「きみ、奥義を極めた先生か3年間水泳に関する講義を受けたとしても、すぐに泳ぐことはできないやろ。やはり泳ぐには、水につかって、水を飲んで苦しむという過程を経ることが必要やな。そのあとにようやく講義が役にたってくる。そういうもんやで」"