日本のメッシの育て方

上野山信行『日本のメッシの育て方』読書メモ


●「答え」は教えない。子供たちに与えるのは「問いかけ」だけでいい。それによって「気づかせる」ことこそが重要。


●指導する側とされる側が、お互いに対等の立場に立ち、双方向に発言して答えを導き出すことが原則。質問するときはオープンクエスチョンが有効。


●漠然とした夢のような目標を数字によって可視化することではっきりと具体的になる。


●行動に移す前にしっかり考えること。その上で、その考えを意識して行動すること。これこそ、行動して成果をあげるための、最高のプロセス。


●「成功」には偶然もあるが、「成長」には必然しかない。


●大人は痛みから学ぶ。子どもは喜びから学ぶ。


●傾聴は英語で「アクティブリスニング」。聴く+訊くのようなイメージ。一度相手の立場で聴き、相手が行動をおこせるように訊く。


●ゲーテの言葉
"金銭を失うこと、それはまた働いて、蓄えればよい。
 名誉を失うこと、名誉を挽回すれば、世の中の人は見直してくれるであろう。
勇気を失うこと、それはこの世に生まれてこなかった方がよかったであろう。"
全ては勇気があってこそ。いかに勇気あふれる子供たちを育てるかが大事なテーマ。


●「なぜ言いたいことが言えなかったのか」「なぜ思っていたのに行動できなかったのか」、これを徹底的に考え反省する必要がある。


●基本練習など、「常識」とか「当たり前」と思われていることや「習慣」や「慣例」とされていること、「先入観」などについては、「なぜ、そうなのか?」「本当に役に立つのか?」を考えてみるクセをつけることが大切。


●子どもの答えがウソではないかと思っても、まずは信用する。ウソをついているかどうかを明らかにすることが目的ではなく、対話を通じて、子どもたちを成長させることこそが目的。信頼関係が築ければ、余計なウソをつかないようになる。


●人が成長するきっかけは「つらい場」にある。逆にいえば、つらい場所に向かって進まなければ、成長できない。


●自分の限界をちょっとだけ上回る「壁」が決め手。


●一流の選手というのは「途切れることのない永遠の壁に挑み続ける揺るぎない決意」のこと。


●「わかった」からといって、必ずしも「できる」わけではない。