国立高校という学校

全部やる、みんなでやる

国立高校に異動して、一週間が経ちました。
授業はまだ始まっていませんが、様々なことを経験し、様々なことを感じています。
印象的なことをいくつかまとめておきたいと思います。


まずは、「全部やる、みんなでやる」というシンプルな理念
校長先生が、異動者打ち合わせ、始業式、入学式と、お話をする機会ごとに口にされるフレーズです。
素晴らしいと思います。
『学び合い』マインドにも通じる理念をずっと持っていた学校なのだと思います。
そこでフル『学び合い』の実践を入れる。
何が起こるか、ワクワクします。

挫折の価値

入学式での校長先生の式辞で、「全部やる、みんなでやる」に加えて、新入生に対して、シンプルに以下の二つのメッセージをお話されていました。


・夢中になれるものを持ってほしい
・挫折を味わってほしい


夢中になるものがあるから、挫折がある。
小さな挫折ではなく、とてつもなく大きな挫折をしてほしい。
それは、自分が夢中にやる中で、「壁」と出会ったときに、「限界状況」を経験できるかどうかにかかっている。
「壁」を乗り越え、その先の景色を見ようとするときにそれは訪れる。
こんな話でした。
とても共感できました。

生徒のエネルギー

入学式で、PTAの会長の方が、国高生についてこんなことをおっしゃっていました。
「ここでは、個性が尊重される。お互いがお互いを認め合い、高め合うことができる。それが国立高校の素晴らしさ」
これも、『学び合い』マインドに通じる考え方で、PTAの方から語られることに驚き、そして素晴らしいことだと感じました。


そんな生徒たちは、入学式で大活躍。
入学式の入退場は、弦楽合奏部の生演奏。
校歌の紹介は合唱部の生歌。
どちらも素晴らしかったです。
そして、入学式後には、嵐のような部活動の新入生勧誘。
吹奏楽部の生演奏も聞けました。
こちらも素晴らしい。
とにかく、見渡す限り「全力」な高校生ばかりで、「若者のエネルギー」に満ちた空間でした。
この爆発力はさすがです。
新入生勧誘自体も、一つの「行事」的になっており、その進行も全て生徒が仕切っていました。
「日本一の文化祭」とも評される国高祭は、このエネルギーによって運営されるのだなと思いました。
このエネルギーが、「一人も見捨てない」あるいは「皆が皆を面白がる」ということにどうつながっていくのか、とても興味があります。
授業や部活、行事で会うのが楽しみです。