内発的・探究的な観察・実験を目指して

昨日の首都大学ティーチング技術講座・最終回でのまとめアンケートに記入した内容をシェアいたします。
やはり、「評価から自由になって内発的に行う」ことと「探究活動の体験」を追求したいと思いました。


●実験・観察を行う目的や意義
①科学的思考のスキル獲得
定性→定量
主観→客観
異同→グルーピング→相関関係→因果関係


②「答えのない状況」の経験
「わからないこと」を楽しめるマインド
「探求」へのハードルを下げ、探究心を高める
「失敗」の経験、PDCAサイクル


③学びの「協働化」、「プロジェクト化」の手段


④センスオブワンダー
生物ってすごい!


●実験・観察の組み込み方
協働学習形式であれば、「教科書の理解」と「実験・観察」を同時展開可能。
→多様な選択肢の提示、選べる自由


評価を一切行わない実験・観察(あえていうなら、教員からの評価ではなく、生徒同士の相互評価)


●実験・観察ですでに実施したこと
酵素反応(カタラーゼ)の反応速度の定量化
→教員の顔色を伺いながらやっている。
「成功」を求め、「失敗」を避ける気持ちの表出。試行錯誤は色々とやっている。
しかし、それほど楽しそうではない?