心の構えについて

自分が今置かれている立場や課されている課題は自分にとってどのようなものか。
今の自分のままでこなせてしまう「安心」ゾーンにあるのか。
自分にとっての適切なハードルと向き合うことのできている「挑戦」ゾーンにあるのか。
自分の力ではどうにもできずにただただ戸惑う「混乱」ゾーンにあるのか。
人は「挑戦」ゾーンにあるときに最も成長できる。


適切な「心の構え」は、幸せの感受性を高めることにつながる。
それは、同じシチュエーションでも、その状況をポジティブに受け止めることができるということでもある。
これは同時に、「挑戦」ゾーンの幅を広げることにつながる。
よって、 ︎幅広いシチュエーションを成長の機会と位置付け、「挑戦」ゾーンの中で成長できる。
それは新たな知識・スキルや、新しいものの見方や考え方の獲得につながり、「心の構え」がさらにしっかりすることで「挑戦」ゾーンが広がり成長の機会が増える。
こうしたポジティブフィードバックによるサイクルが回りだす。
※ただし、何でもかんでも受け入れるのではなく、逃げることも含めた適切な判断ができることも重要。


「安心」ゾーンが極端に狭い生徒に対して、彼らが「混乱」と感じる課題を与え続けて「ほら、成長してごらん」では、状況は好転せず、むしろ悪化することもある。
だからといって、「安心」ゾーンの課題だけを与えて卒業させるのでは、「挑戦」ゾーンの幅が狭いままになってしまう可能性もある。
関わりの最初の段階では、「安心」のみを意識した関わりは良いかもしれないが、やがて適切なハードルがどこにあるかを見極めて提示してあげることも必要。
そこからポジティブな感覚が得られれば、円が広くなるとともに、「挑戦」ゾーンの幅も広くなる。
すると、その広がった「挑戦」ゾーンにより、新たな知識やスキルが身についてさらに「挑戦」ゾーンが広がり・・・というポジティブフィードバックのサイクルが回る。


個々の生徒にとっての適切なハードルを教員が全員分見取って提示することは極めて困難。
これに対して、『学び合い』では、生徒どうしの関わり合いの中で個々の生徒が適切なハードルを見つける可能性を上げることを想定している。


また、「意思決定」のコンセプトマップとこのコンセプトマップを対応させてやれば、「今やっていることは、どの要素を大きくする、または、要素と要素をつなぐどの矢印を太くするのか」を考察可能(?)。
個別の知識やスキルはどこにどう位置づけられるか継続で要検討。


こうしたコンセプトマップを持つことで、様々な知識・スキル・心の構えをマップ中に位置付けることができるかも。
ズームインとズームアウトの切り替え。