何かを決めるということ

何を決めるのか
いつまでに決めるのか
どのように決めるのか
 これがないままに議論を始めると、議論したことが積み重なるにつれて「せっかく議論したのにもったいない」となってしまって、収拾がつかなくなります。
「ブレインストーミング」だけでは「意思決定のためのディスカッション」とはなり得ません。
また、部分的に精密な議論を積み重ねても、全体像の輪郭がはっきりすとは限らず、むしろぼやけることもあり得ます。
 「木を見て森を見ず」の危険性です。
だから、常に「目的」を強く意識することが大事なのです。


ちきりん(2011)ダイヤモンド社『自分のアタマで考えよう』より
”情報はいくらでも集まります。完璧に分析された調査レポートができあがります。しかし、なにも決まりません。
十分すぎる情報があるのになぜなにも決まらないのでしょう?
理由は「誰も考えていないから」です。みんな「情報を集めて分析する」作業に熱中しています。しかし意思決定のためには、「どうやって結論を出すべきなのか」を先に考えることが必要なのに、そのための思考を怠っているのです。”