リンク先の記事で取り上げられている稲盛氏の方程式
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
は考えさせられるところ大です。
特に、「考え方」にはマイナスの可能性があり、掛け算だから、能力や熱意が高いほどにトータルのマイナスが大きくなってしまうという点。
教育の場面で僕がいつも考えているのは「ダースベイダーを生まない教育」です。
アナキン少年はなぜ後にダースベイダーになってしまうのか。
一度「心の構え」が揺らいだときに、彼の「強い気持ち」と「手にしていた強大な能力」とあいまって大きな悲劇が起こります。
「力をつける」という表現があります。
受験勉強の成果により、偏差値が40から70に上がった。
これは「力がついた」と言えるかもしれません。
しかし、その裏にある考え方が
「こんなに偏差値が上がった。すごいだろ!これでいい大学に入ってしまえばこっちのもんだ」
なのか、
「色々な人の支え・協力でようやくここまで来れた。感謝。志望校に合格したとしても、そこから何を考え何を為すかが大事」
なのかによって、その後の人生においての意味合いが変わります。
「力をつけたことで不幸を引き寄せてしまう」ことがありえるのだと思います。
教育現場ではこのことをしっかり考え、誤解のないように伝えていく必要があります。
考え方の要素の係数での重み付けにはマイナスもある。
どんなに小さくても、プラスの係数で人生を歩んで欲しい。
知識やスキルより、「心の構え」が大事だと思います。
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admin (水曜日, 20 4月 2022 07:19)
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